目次 （フレームに切替）
１．クアラルンプールからの旅立
２．プノンペンの見所
３．シムリアップ市にて
４．アンコールワットへ
５．アンコールワットの日没
６．アンコールトム
７．シムリアップ市の昼
８．再びアンコールワットへ
９．ブノンバケンの丘の夕日
１０．旅の終わり
マレーシアで暮しているとカンボジアは隣の国、思い立って休みを利用しアンコールワットまで2泊３日で一人ふらっと出かけてみました。
目次 （フレームに切替）
１．クアラルンプールからの旅立
２．プノンペンの見所
３．シムリアップ市にて
４．アンコールワットへ
５．アンコールワットの日没
６．アンコールトム
７．シムリアップ市の昼
８．再びアンコールワットへ
９．ブノンバケンの丘の夕日
１０．旅の終わり
思い立ったのが２日前。旅行社にホテルと飛行機を依頼したが、国内線が満席で取れないという。ままよ行けばなんとかなるさ。そう言えば金も手持ちだけ。マレーシア通貨と米ドルと円をかき集めて持っていく。荷物は小さなリュックサックと着替えを入れた紙袋だけ。あ、それにカメラ４台。
クアラルンプールの新国際航空からプノンペンに向かう。乗組員からは仏教国らしく合掌で迎えられる。ＫＬ市内の本屋ではカンボジアの旅行ガイドを見つけることはできなかったが、昨夜まで調べたインターネットでは日本からのアンコールワット修復斑やオーストラリアからの旅行者からの情報が見つかったのでそれが頼り。機内は一人旅らしい白人女性も見受けられる。
東シナ海をよぎって南国にしては少し緑の貧弱な赤茶けた土地に入ると そこがカンボジア。首都プノンペンの空港ではまずビサの取得が必要だが、朝まだ担当官が来ていないようで待たされる。一時間半ほど待って漸く取得。国内便の予約なしできたので窓口に向かう。ついでに旅行案内を探したら出発便の待ち合いのブックスタンドにあるとか。なんとそこには日本で出版されてるのガイドブックがおいてあった！ドル建だけど日本円を換算したくらいで安い。問題は国内航空の予約。本日はやっぱり満席で明日なら行けるとか。。
タクシーの運チャンが群がり寄って来て、昼ころ出発するボートがあるとか。。マレーシアの会社の若い現地エンジニアが半年ほど前にアンコールワットにボートでいってきたとか聞いていたので運チャンの申し出に従うことにした。たまたまそいつは少し英語ができる。タクシーの料金は市内まで空港内で米ドル建てで表示して有るが、当然現地通貨も必要と思い両替する。このとき厚い札束が戻って来る。運チャンに聞きながらボートがそこまでさかのぼるという川にむかう。車で半時間ほど。はげた舗装道路を自転車から、オートバイから、ぽんこつ車まで警笛をならしながらはしる。オートバイの背中には一家を載せてるものもある。アンコールワットまで陸路はまだ開放されていない由。まだまだ地雷が埋まってるのか、道路自体が破壊されてるのか。。運チャンの父親もポルポトに殺されたとか。。
マーケットをよぎり、機能しているか否かわからん中央駅を越えて これがボート乗り場という所にくるとまるっきりの空っぽ。立て札に一日一便朝７時発とある。運チャンは以前は２便だったのに！といってる。しょうがないからまた空港に戻る事にした。運チャンに、お前が誤ったのだからといって片道料金とチップくらいを現地通貨で払おうとしたが、結局往復運賃をとられてしまう。。
空港の旅行カウンターで１５時発のフライトがあると聞いたので とりあえずキャンセル待ちで申し込む。２時半ころにいけるか否かわかるとか。まだ１１時ころだったのでそれまでプノンペンの市内が見れる！
またさっきの運チャンがすりよって来る。