出発の一週間ほど前に、インターネットで探した旅行代理店にパスポートのコピーをデジタル写真でメールし、料金を振り込んでおいたら３日前に航空券と到着地でのヴィサ引換書状が郵送されて来た。この旅行はマレーシア駐在で写真仲間の早瀬さんがウズベキスタンのＪＩＣＡに頼んでアレンジしてもらったもので、マレーシアからの４人とは現地の空港で落ち合うようにフライトを決めておいた。その関係で行きは関西空港から帰りは成田となった。羽田から関西空港のＪＡＬもインターネットで予約できる。予約したＶＩＳＡカードを持っていけば空港で発券してくれる。またドルの両替は郵便局でやってもらった。便利になったものである。
旅行代理店 http://www.erch.or.jp/airinfo/uzv.htm
外務省のウズベキスタン情報：http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/uzbekistan/index.html
JICAのウズベキスタン情報：http://www.jica.go.jp/ninkoku/uzb/uzboutline.html
（写真はブハラの子供達）
目次（フレームに切り替）
１．タシケントへ
２．タシケントからヒワ
３．ヒワとウルゲンチ
４．タシケントからサマルカンドへ
５．サマルカンドにて
６．サマルカンドからブハラへ
７．ブハラにて
８．ブハラからタシケントへ
1.タシケントへ（１日目）
蒼天の下に広がる赤土に 飛行の陰は果てなく写り
大地をば爪で掻きたる跡のごと ワジは砂漠に走りたる
何処から湧き出る雲か たちまちに砂漠を目から消し去りぬ
雲海を突き破り出づ天山の 雲より白き峰の数々
天山の山並み包む白帯の 氷河の裾は砂に消え
（写真：パミールの山々）
朝、国立駅から４時３７分の始発電車にのって羽田に６時４５分着、そこから羽田発７時のJALで関西空港に８時半、関西空港からはウズベキスタン航空で１０：０５発2時間ほどおくれて４時過ぎにタシケントに着いた。日本との時差は４時間である。雲が多く視界はよくなかったがタクラマカン砂漠や天山山脈、パミールの山々を望むことができた。機内で現地語の通関用紙を渡され記入できないでいたが、到着した空港には英文の用紙もあった。空港でヴィサを発行してもらっている間に、荷持ち待ちのマレーシアのグループから声がかかった。本来は私より少し後に到着する予定であったが１時間半以上荷物待ちをしていた由。空港にはＪＩＣＡが選んでくれた若い女性ガイドが来ていた。名前はジーラといいサマルカンドの日本語学科の学生とか。旧ソ連邦の日本語弁論大会で３位になったこともある由。結局空港を出たのは５時を回っていた。本日の見物はあきらめて市内の日本大使館近くにあるホテルへ（25US$ elitehtl@online.ru）荷を下ろし夕食に出かける。JＩＣＡの岩波、中島さん、ガイドと合計８人。中島さんが選んでくれた現地料理のレストランでベリーダンスを見ながらである。トルコではもう若い人はやらないというがここでは若い人が踊っている。大卒初任給はたったの２０米ドルという。しかし日本語通訳の手当は一日４０米ドルというから給与はだせないが、勝手に稼げということらしい。資本主義経済への切り替えの最中であるようだ。
（写真：パミールからウズベキスタンへの川、空港で待つガイド、タシケントのホテル、ロシア系女性のダンス）
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