トルコ旅行記 (2001.1)

はじめに
中国正月の一週間は会社もまるまる休みとなる。その間を利用してトルコに行くことにした。たまたまマレー シアのツアー が見つかったのでそれに便乗しての旅である。簡単なFAXが旅行代理店から来て空港での集合時間の連絡があった。10日間の旅程で日曜夜の 出発。イスタンブー ルには翌朝に着く。
空港に行くと集まっていたのは2斑で合計50名程のかなりの人数である。添乗員もそれぞれの斑につく。フライトはトルコ航空でバンコック経由であった。バンコックに着いたのは時差が一時間あって夜中の2時半頃である。乗り継ぎで出発は夜中の3時半、それでもかなりの人がのりこんで来てほぼ満席になった。イスタンブー ルの到着は8時40分。マレーシアからは時差は6時間であった。空港には現地のツアー ガイドが待ち構えていてくれていて2台のバスで出発する。
(写真:ボスポラ大橋、写真をクリックするとアルバムへ)

目次(フレームに切替)
1.イスタンブール初日
2.チャナッカレまで
3.トロイ、ベルガマ、イズミール
4.エフェス、パムッカレ
5.コンヤ、カッパドキアまで
6.カッパドキアにて
7.アンカラ
8.再びイスタンブールへ

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1.イスタンブール初日

イスタンブー ルの空港から海沿いの道を走りミナレットが6本のブルーモスクを見物。写真機を2台と三脚をもってきたがガイドについて行くと三脚をひろげている暇がない。また取り直しにあとにもどることもできない。モスクの中を見物してそれで終わり。隣のエジプトからもちこまれたというオベリスクの説明もバスの中からである。次に近くの貴金属などをあつかう大きなマーケットを見物してからローマ時代の水道橋のあるゲー トをくぐって新市内にむかう。市内のホテル(LaMartin)は中華レストランと隣り合っていて新市街の中心タクシム(TAKSIM)の近くにある。隣の中華レストランで昼食をとり、ホテルに入りあとは時差調整のため自由行動。夕食までの間一人でで歩いて見る事にした。(写真:ミナレットが6本のスルタンアフメッドジャミー、通称ブルーモスク)


(写真:ブルーモスク内部2枚、近くのグランドバザール2枚)

ガイドブックにあったボスポラス海峡を見渡せると言うガラタ塔をめざしてみる。とりあえず市の中心まで歩い、そこでタクシー を捕まえればなんとかなるだろうというつもりである。しかしみごとに乗車拒否をくってしまった。バス停を訪ねたら女の人が親切にそこまでつれていってくれた。たまたまそこで居合わせた日本の若者がそんなに遠くもないから一緒に歩いて行こうという。市電の通りの狭いメインショッピング街に従って20分も歩くと目指す塔にたどり着く。道はますます狭くなってタクシーがきたがらないことがわかる。

(写真:タクシム、イステクラール通り、ガラタ塔、塔から見た海峡)

若者達と別れて塔に登る。夕日の中でボスポラス海峡が一望に見えた。写真を撮り終えて塔の中のコーヒ店でお茶を飲んでいると別の日本の若者が話し掛けてきた。会社を辞めて半年かけて欧州各地を旅をしてここにたどり着いた由。先ほどの若者も会社を辞めたという。会社に縛られない若人が多くなってきたようだ。

(写真:塔まで案内してくれた若者、ガラタ塔であった若者、つり人の多いガラタ橋、エジプト市場の魚)

さらにに足を伸ばしてガラタ橋を渡り、エジプシャンマーケットに行く。ガラタ橋ではかなりの人が魚を釣っている。いわしがかかるようである。エジプシャンマーケットは少し庶民的である。あたり一帯賑わっている。帰りは時間もないのでタクシーで戻る。新市外の中心は丘の上にあるのでタクシーは大回りの広い道をぐるっと廻る。

ボスポラス海峡
高台にいたれば見ゆる西欧とアジアをまたぐ橋の大きく

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