８日目はトルコの旅の最後の日である。 帰国は夕方の９時半。ホテルのチェックアウトの時間で少しもめた。 旅行の仲間は、個人参加の私と一組の友達連れをのぞいてほとんどが家族単位である。 多いのは８人程の一家総まとめで参加している。中にイギリスに留学中の女の子がいて 一人このままイギリスに戻る。また９１歳の年寄りもいて遅いチェックアウトを 希望する。それで早いチェックアウト組みと遅い組みに別れて、早組みは市内の見物に でかけることになった。全く９１歳老が、旅の途中バスの中に残っていることもあったが、 この旅に参加し通したのは驚きである。
(写真：タクシム広場のアタチュルクの銅像、ボスポラス海峡のつり橋、アジア側からみた海峡、添乗員の何さんと）
ボスポラス海峡にかかる吊り橋をわたりイスタンブールのアジア側の丘に登る。 海峡を挟んで新市外と海峡を行く船が見える。遠くにはミナレットが６本のブルーモスク （スルタンアフメットジャミイ）も見えた。アジア側の住居費は対岸に比べて３０％安い という。しかし橋を渡っての通勤は大変である由。昼食は初日と同様中華であった。一行が 喜ぶ。ここで遅組と落ち合って、午後からはブルーモスクの近くのトプカプ宮殿にゆく。 かってのスルタンの王宮である。残念ながら宝物殿は修理中で入れなかったが 衣装、食堂にあったという日本や中国の陶器、部屋の装飾からその権勢が窺い知れた。
(写真：トプカプ宮殿入口、内部の建物２枚、胡さん姉妹と、海峡を背に）
(写真：宗教遺産の間、コーランを読む人、議事堂、謁見の間、正義の塔、宮殿から離れてガラタ橋のイエニジャミ）
私が一人旅だったこともあって、皆親切に写真を撮ってあげると声を掛けてくれる。いつもの一人旅だと自分の写真は少ないが今回の旅の一行は陽気でにぎやかであった。また、写真を撮るため私がバスの前方に座ることも大目にみてくれてた。そんなわけで、バスの中から通りすがりにオリエンタル急行の終着駅であるスイルケジ駅の流し撮りができた。ガラタ橋のたもとにあるエギプシャンバザールで短時間自由行動となった。初日に登った川の向かいのガラタ塔が良く見える。エジプシャンバザールはスパイシーバザールとも言われ、香辛料が多い。キャビアとカラスミを買ってみた。ここから戻ってスイルケジ駅までいってみる。しかし中まではいっている時間はなかった。
(写真：エジプシャンバザール外、バザール中、オリエンタル急行の終着スイルケシ駅、ガレリアのスケートリンク）
これを最後に国際空港に向かう。途中時間ガレリアという真ん中にスケートリンクのある新しいショッピングモールに立ちより、銘々軽い夕食をとった。空港には夕方７時半頃到着。再びトルコ航空機で９時半出発。バンコック経由でクアラルンプールに着いたのは翌日夕方の４時半であった。結局１月２１日から３０日まで１０日間の旅であった。
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