エジプト旅行記 (2001.9)

旅の始め

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目次(フレームに切替)
1.ルクソール
2.王家の谷
3.ナイルを溯って
4.アスワン
5.アブシンベル
6.ピラミッド
7.カイロ市内
8.旅の終わり

 今住んでいるマレーシアのパッケージツアに便乗しようと思っていたら集まりが悪く添乗員がつかないという。次にはそれでキャンセルが多くなり中止と言ってきた。出発の5日前のことである。一人でも行くと頑張ったら飛行機の切符と現地の旅行社へのバウーチャーは出すからかってに行ってくれということになった。出発の前日にエジプトの旅行社の連絡先を教えてもらい電子メールを出したら、旅行日程と契約の範囲とどこでガイドと落ち合うかの連絡が入った。これでいける。支払合計は約22万円ほど。東京からのパッケージツアーよりは若干安い。10日間の旅程といっても深夜の出発で前後に一日飛行することを考えれば正味は7日間で、クルーズで四泊、夜行特急で一泊、ホテルにはニ泊の7泊8日の旅である。
出発は金曜の夜中の12時少し前、ボーイング777の大型機がほぼ満席であった。途中ベイルートで1時間半ほど留まりカイロの到着は朝6時半になる。マレーシアとの時差は5時間なので飛んだ時間はおよそ10時間。カイロ空港では入国審査の手前で旅行社Wings(http://www.wingsegypt.com)のマネージャーが名前を書いた紙をぶら下げてまっていてくれた。手続きをすませ、両替によってから少し離れた国内線空港に移動。マネージャーはルクソール行きのフライトは8時半と教えてくれたが、一時間半遅れの10時出発となった。マレーシア航空の機内ではナイルクルーズの鞄を持った幾人かをみかけたがもう先の便で乗り合わせた顔は一人もいない。

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