（写真：スイカンドラー）
このスイカンドラー廟はすこしこじんまりしていて、タージマハールほどには手入れは行き届いていない。デリーへの帰りの道は快適である。舗装した４車線であった。これなら追い越しに命の心配はする必要がない。途中ヤムナー河沿いのマトウラはヒンドーの聖地の一つであるが体調も良くないのでそのままデリーに直行することにした。
途中に寄ったレストランでスープの麺を一杯のみ。食欲はないがすこしづつは腹の中に入れて置かなければと思いながら。デリーに近づくに連れて道路は込んできた。そして埃っぽくなる。道路が良くて距離は少し短いはずだがやはりニューデリーの中心のコンノート近くのパークホテルにたどり着くまでには５時間は立っていた。運転手のハニー君はあまり無心するほうでもなかったので３５米ドルチップとして渡した。ホテルにも旅行社の窓口はあるが、今回の旅の旅行社に電話してホテルまで来てもらった。まず苦情である。まず計画が悪い。タージマハールが月曜は閉鎖される事は旅行代理店なら当然知っていて予定を組むべきである。アーグラからジャイプル、デリーと廻れば問題無かったはず。しかし苦情は苦情としてなんとなく彼らの勧めるヒマラヤの山の見える所にも行きたくなり、次の釈迦の遺跡の旅から戻ってきた後での山の方への旅も依頼することにしてしまった。カシミール行きも話し合ったが、たまたま予定した日のフライトがない。今回のジャイプル、アグラ、デリーの旅の彼らのコストはおおよそ、三泊のホテル代が２２０米ドル、冷房付きの車が運転手込みで９ルピー／ｋｍで約１８０米ドル。従って彼らの手数料は約２５％ほどになる。マウンテン行きは約５００米ドルである。翌朝はホテルでタクシーを頼んで少し早めに空港に行く。国内空港の方が国際空港より遠そうである。一時間近くかかった。フライトは１０時半。これでベナラシに向う。
（写真：道中のヒンドー祭り行列、デリーからベナラシへ）
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