写真：アスワンハイダム、市内のインターネットカフェ、アスワン駅、駅構内
飛行機とバスを乗りついで一旦船にもどる。次は夜行列車でカイロまでである。
それまでには少し時間があった。アメリカの若者がメールを打つために昨日も行ったインターネットカフェにゆくという。昨日はタクシーで行ったが１５分くらいというので一緒に歩いて行く。なかなかたどり着かない。３０分以上も強い日射の中を歩るくことになってしまった。メールを自宅と会社に入れて自分のホームページを呼び出し、打ち掛けの囲碁の一手をエジプトのアスワンにてと書き込んでおく。この掲示板機能を利用して作ったボード碁で数人と対戦しているが驚くであろう様子が目に浮かぶ。帰りはタクシーでもどる。
若者はこれから飛行機でカイロにとぶという。船の仲間もばらばらになり夜行列車で行くのは私一人である。旅行社の人が５時半に迎えにきて船からスワンの駅にまで連れていってくれる。なぜか列車が動き出すまで帰ろうとしなかった。船で上ってきたナイルを今度は列車で下る。列車は個室である。日はナイルに沈み列車が走る段丘になった河岸を照らす。段丘から河までが緑であり段丘の上は赤茶けた岩である。コムオンボもエドフもルクソールの駅も順に後にして列車はカイロを目指す。食事は車掌が配ってくれる。やっと半分ほどは食べれるようになった。久しぶりの夜行寝台にぐっすりと眠る。
写真：アスワン駅構内、夜行特急の車掌、社内の夕食
写真：車窓からの眺め（段丘の家、反対側はナイル河に面した耕作地）
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