ヨーロッパ碁コングレスの旅 ２０1８（伊・ピサ）
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7月28日 ミラノからピサへ
すぐ近くのミラノ中央駅は巨大である。ミラノ見物は碁コングレスが終わってから1，2日見て回るつもりなので朝出発フィレンツェ経由ピサまでの切符を買う。フィレンツェまでは指定席であったが、その先のピサまでは指定席もなく満席であった。立っているとインド系の若者が席を譲ってくれた。ピサの駅についてもEGCの案内はなにも張り出してない。タクシーで地図を見せて宿まで向かう。タクシーはなにを勘違いしたのか碁コングレスの会場に連れて行ってくれた。再度地図を見せて宿の前にたどり着く。ここもミラノのときと同じく貸しアパートを利用した宿泊だけの宿である。しかし碁の会場には一番近い。
近くの宿にもやはり碁コングレスに参加する日本人夫妻がいて買い物を手伝ってもらった。夕方碁コングレスの会場に向かった。会場は橋を渡って5分ほどのところにある。泊まった宿は素泊まりで何もない。管理人もいない、通りに面したドアのカギは全宿泊者が、といっても4-5部屋しかないが、共同である。食事は近くの店で買ってきた素材を共同炊事場で調理する。むろん浴室も共同である。利点は宿から会場までは川を一つ渡るだけなので近いことで、十分も歩けばたどり着く。 もとの会社の仲間は会場の反対側から市バスに乗ってくる。そちらのホテルは食事つき、冷房ありとのこと。近所には寿司バーもある。この仲間に教えてもらって近くのショップで初めてSIMカードを買ってスマフォに入れ連絡に利用した。もちろん、通信会社に縛られているので帰国したら使えない。それまではWiFi通信だけであった。冷房がなくても幸い朝晩はそれほど暑くはなかったので二週間同じ宿で過ごした。しかし日中の外気温は38度を超えていた。
