2017_コーカサス三国の旅(エレバン三日目)    次へ 前へ 

7月17日 
 どうにもアララット山が撮りたくて朝食後タクシーでカスカードの上まで出かけた(2000ドルチェで500円ほど)。カスカードの上部は工事を中断しているのかむき出しのコンクリート鉄板の階段があり人々がそこを通路にしている。ここでもアララット山は雲間にかろうじて見える程度であった。晴れれば5000m峰が市外に広がっている風景は雄大であろうに。カスカードの中のエスカレータを順に降り麓にたどり着いたのは10時頃であったがまだレストランに客は誰もいない。しかし暑い!一昨日のスイカを頼んだレストランでアイスクリームを食べる。カスケードの先はオペラハウスであり、さらに先は昨日歩いた博物館まで続くメインストリートである。本日は月曜日なので博物館も美術館も休館であるが美術館は入口もわからなかった。博物館の前は共和国広場といい政府機関の建物もある。その広場からまた公園が伸びて市場が立っていた。覗いてみるとお土産屋である。
昨日なら生鮮食料市がたったのかもしれない。地下鉄の駅は昨日乗っているのですぐにわかる。地下鉄の構内で待っている時がずっと居たいほどに一番涼しい。一駅乗ってシラチホテルの近くで降り再び大きな教会に入る。今日はミサもない。ただ人の出入りはあるのでそちらから出ると、別の礼拝所があった。暗い部屋にキリストや聖者の絵があり人々がろうそくを灯して祈る。地下鉄の駅とは反対側の礼拝所が車での出入り口になっていたのだ。車道の反対側には大きなスパーマーケットもある。いったん宿に戻ってビールで昼飯にしようと思ったらホテルは停電である。どうやら電力事情は相当に悪い。ホテルからタクシーで鉄道駅に向かう。思ったより近くであった(1000ドルチェ、250円ほど)。鉄道駅の近くのビール店を探したがみあたらない。かろうじて安ホテルが見つかったのでビールを頼んで昼食にした。国際列車はものすごく長い。定刻に発車した。トビリシは終点駅ではないので知らせてくれるよう乗務員に頼んだ。


写真はカスカードの上から市街を望む(かすかに見えるアララット山)、カスカードの造形、同、博物館横の市場、ホテル近くの教会、同礼拝所

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