３．ミュンヘン ３日目 次へ 前へヨーロッパ碁コングレスの旅 2015（チェコ・リベレツ）
ミュンヘンは暑いので、昨夜ホテルでザルツブルグのバスツアーを申し込んでおいた。料金も昨日のイーグルネストと同じで行く道も途中まで同じである。ミュンヘンは半日の市内巡回観光バスがあるので明日午前中にそれに乗って、午後から次の宿泊地のドレスデンに行くことにした。それで本日も少しでも涼しそうな高原方面のツアーに決めた。8時前に駅前出発バスの集合地に行ったがすでに10人ほどが並んでいて、一番前のバス席は取られてしまった。しかし二階建てのバスなので見通しは良い。バスに乗る前にVISAカードでユーロを引き出しておいた。
ザルツブルグは2007年EGCがオーストリアで開催されたときに訪れたことがある。そのときにザルツブルを経由してミュンヘンに行ったと思う。ツアーガイドがバス駐車場から橋の袂の集合場所、さらに広場まで路地を通って案内してくれる。それで記憶がよみがえった。あとは出発まで自由時間である。ケーブルカーでザルツブルグ城まで登り見晴らしの良いレストランで簡単な昼食をとる。お城の砦を一周した後再びケーブルで下り、集合地点の鎖橋を通り越しミラベルガーデンに向かう。道を間違えて裏手に出たが広い庭園をよぎって花壇のある正面に出ることができた。以前に来た時は小雨の中フイルムカメラでうまく撮れなかったが、今回は晴天の上デジカメである。砦のお城からのパノラマ風景も、ミラベル宮殿の庭園全景もうまく撮影できた。
ザルツァハ川にかかる鎖橋（実はカップルが錠前を懸けて鍵を川に捨てるので鍵だらけの橋、ケルンで初めて見たがヨローッパのあちこちではやっているようである）の集合地点に時間に行ったがツアーの人たちの半分も戻っていない。しかしミラベル宮殿を通り越してバス駐車場まで戻ると残りの人たちも全員集まっていた。14時にザルツブルグを出発し、ガンマーグートの湖に向かう。湖のボートに乗ったら、以前もこのルートで旅をしたことを思い出した。ボートを降りたところも同じ小さな町であり、ここまでツアーバスが迎えに来る。その湖の小さな町の教会で涼みボート乗り場のビアガーデンで休憩する。歩数計は1万5千歩になっていた。
ミュンヘンに戻ったのは午後8時少し前である。駅で明日のドレスデン行きの列車の切符を買う。この時間になってもまだ窓口で販売していた。機械で買うより少し割高になるが窓口が開いていて助かった。列車は14:44ミュンヘン発-HOF駅で乗り換え-ドレスデン着21:03である。駅中の売店でジュースとサンドイッチの夕食とする。ホテルに戻って明日のミュンヘンのバス周遊券を購入する。乗り降り自由の1時間コースで17EU。ミュンヘンは午前中に回れるだろう。
４．ミュンヘンからドレスデンへ ミュンヘンの市内観光バスは9:40分発が最初なので少しゆっくり宿をチェックアウトする。宿の前が中央駅であり駅に隣接して別のホテルがある。立ち寄って聞いたら、空調はあり、ネットの申し込みの方が窓口より安い由。帰りの8月11日―13日の宿泊を申し込もうと思ったが後日ネットで申し込むことにする。市内観光バスは乗り降り自由で1時間コースとオリンピックスタジアムやTV塔などを回る1時間半コースとがあるが、今回は中心街だけの短い1時間コースである。 観光バスで回るとミュンヘンは思った以上に広く文化施設が多い。美術館や博物館がいくつもあり到底回り切れない。今回は市内中心地にあるレジデンツだけを見る。結局市内観光バスも一周せずに終わった。宿に戻って荷物を受け取り、駅のスターバックスで少し時間をつぶす。列車の旅は長い。途中hof駅で乗り換え（列車が遅れたので乗り換え時間も短かった）6時間15分もかかった。ミュンヘンから乗換駅のhofまでは空調もなくただ蒸し暑い。その暑さをひたすらに耐える。 出発するときにミュンヘンの駅で海苔巻すしを買ったが太巻きほどの大きさで飯がきつく巻かれていないので崩れやすい。日本の寿司とはえらく違うことを実感した。Hof駅からドレスデンまでは2時間半ほど。駅前にあるはずの今晩の宿インターシテイホテルが見つからない。通りかかった駅員に聞いてやっとわかった。普通駅の正面はホームの終点方向にあるがドレスデンの駅の正面はホームに並行していた。夜9:30分チェックイン。このインターシテイホテルはエアコンが効いており部屋も広く快適である。下着とシャツを洗濯する。夜雷雨有。少し涼しくなるか、本日も1万2千歩を歩いた。
