ヨーロッパ碁コングレスの旅　２０１１（仏　ボルドー）

６．ボルドーでの囲碁大会を終えて　　　　次へ　　前へ

　２週間のヨーロッパ碁コングレスも終わりました。最終日（土）には表彰式があります。優勝は韓国の金７段（KimYoungsam）でしたが、この大会ではヨーロッパチャンピオンも決めます。いつもトップのカタリン７段（TaranuCatarin ルーマニア）を抜いてシクシン７段（ShikushinLlja ロシア）が僅差でチャンピオンになりました。その他週末トーナメントや早碁、ペア碁、９－７勝者の表彰もありましたが、日本人はいませんでした（日本のトップは神奈川の松村６段の２９位）。大会（試合参加者７６６人）を支えた大集団(１００人）でしたが。ただこの大会は上級者だけでなく初心者でも参加できるので、夫婦で参加される方ではご婦人の２０級もいます。メインの試合が終わってから発表までは少し時間があります。それでまた街まで出かけてきました。ボルドーは人口２５万人ほどで葡萄酒貿易で栄えたので当時の建築物が広く点在していてその点在地区全体が世界遺産になっています。この街を教会の塔の上から俯瞰できます。２３１段の階段を上ったらあいにくの雨になってしまいました。それでも何枚か撮影してきました。パリへの出発は翌日の昼の列車です。日本の新幹線と速さを競うフランス国鉄のTGVですが山形新幹線と同じように在来線にも乗り入れています。ボルドーとパリ間は途中まで在来線乗り入れの３時間でノンストップでした。途中広大なブドウ畑や向日葵の畑が続いています。

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