３．モスクワからヘルシンキまで　列車の旅は　　　　次へ　前へ

　今回はモスクワ＝＞サンクトペテルブルグ＝＞ヘルシンキと列車での移動です。飛行機でもどうせ待ち時間が長いので列車と変わらず一日がかりでの移動になるでしょうから。。 またモスクワとサンクトペテルブルグ間は夜行の「赤い矢号」が有名ですが、昼間の列車で移動です。
国境を越えてフィンランドに入ると、家も車も道路も豊かさを感じさせられます。フランスの人口統計学者エマニュエル・トッド氏が乳幼児死亡率の高さからソ連邦の崩壊を予測したことを思い出しました。

写真は１枚目がモスクワからの列車、車内が２枚と車窓風景（ほとんどが痩せた白樺林）、途中の操作場、サンクトペテルブルグのフィンランド駅で列車を待つ人、ヘルシンキ行の列車、国境の駅、食堂車、ヘルシンキ駅

４．人口の少ない高福祉の国は

　北欧は高い消費税とゆきとどいた教育と福祉で知られています。フィンランドも消費税は食料品が１２％（昨年１０月に１７％から下げられました）、その他が２２％です。これらの国税は大型公共投資へ向かうのではなく、地方分権のもと教育と福祉に向けられていると聞いています。しかしヘルシンキの街をあるくと乳母車を押す男性の多いことが目につくほかに、ちらりほらりと何処の都市にでもいるおもらいさんの姿も見受けられます。またヘルシンキの街はそんなに大きくはないので半日あればぐるっと回ってしまうことが出来ます。

写真はヘルシンキ駅、港の市場２枚、大聖堂と広場２枚、公園と市内の都電通り、最後は列車に積み込む自転車

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