５．ヨーロッパ碁コングレスの旅　ベルンにて　　　　次へ　前へ

　7月25日　ベルンにて　
　 ベルンにある美術館と博物館の見学に出かける。美術館は目立たないところにある小さな美術館である。印象派の絵画に少し見ごたえを感じた。美術館は旧市街にあるが博物館は旧市街を取り巻く渓谷の対岸にある。地図のあるバス路線でたどり着こうとしたが行けない。旧市街の別の先端から渓谷の対岸の高台にバラ園がある。ゆるやかな登りだが脊椎管狭窄で痺れる足では一気に登れない。休み休み登りきると旧市街が一望できる。バラはもう終わりであるがバラ園の一角に日本人のママ友と一目で分かる一団が芝生の上に座していた。ベルン駐在員の主婦の一団であるという。ベルンはアインシュタインが一時期住んでいたので記念碑が数か所にある。このバラ園にもベンチに座って記念写真の撮れるアインシュタインの像があった。旧市街から博物館と思しき方向を目指すと対岸の博物館にわたる橋が工事中であった。それでバス路線変わり迂回していたのだ。工事中でも歩いてはわたることができる。博物館は先史時代からのベルンの歴史を展示していたが、同時にアインシュタインにかかわる展示のイベントが開催されていた。その最後に原爆投下直後に焼け野原になった広島市の大きなパネル写真があった。アインシュタインの偉大な発見「質量ｘ光速の二乗＝エネルギー」が、最初に戦争に使われてしまったからである。駅前のインフォメーションセンターでユングフラウまでの列車の切符を買う。ベルンからは近いのでバスツアーはないそうである。夕食はベルン中央駅前のレストランでサラダとノンアルコールビールで済ます。 参照：ベルンのwikiPedia

写真はベルン地図（クリック拡大）、ベルン駅前トラム乗り場、ベルンの大通り３枚、連邦院前広場、博物館入り口、広島の焼跡写真、バラ公園のアインシュタイン像のベンチ、同公園から見下ろす市街、旧市街と公園の間の橋、橋の麓の遺跡

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