ヨーロッパ碁コングレスの旅　２０１１（仏　ボルドー）

１．ヨーロッパ碁コングレスの前に　ポルトガルへ　　　　次へ

　暑い夏とともにヨーロッパ碁コングレスの季節がやってきました。今年はフランスが会場です。その前にリスボンとマドリッドを見物することにしました。リスボンから会場のボルドーまで列車で回ります。７月１６日に成田を立ってパリで乗り継ぎその日のうちにリスボンに到着です。翌日から地下鉄で街の中心まででかけ観光バスに乗り込みました。幸いイヤホーンで日本語も聞こえます。ルートが２つあり乗り降り自由で２日間で１１ユーロでした。一コース約２時間半ほどです。一日目はこの２コースに乗って市内と郊外をぐるっと見て回りました。これなら疲れません。しかも東京と比べてこちらは涼しく青天井の観光バスでも心地よい陽気です。 翌日は世界遺産のあるシントラまでロシオ駅発の列車で日帰りです。ポルトガルは二十世紀初頭に軍を中心とする革命で王制を倒し、その後の独裁政治も軍による革命で民主化路線に切り替え現在ＥＵに加盟をはたしています。シントラではイスラムがイベリア半島を支配していたときの遺跡から王政時代の城などを見ることができます。高台に上れば大西洋までが見えます。最後の日は観光バスでも回ったリスボン郊外にある世界遺産のジェロニモス修道院とべレンの塔です。ホテルから地下鉄の終点のカイスドソレ駅まで行き列車に乗り換えて一駅です。市内に戻って観光で有名な市電２８番にも乗りました。リスボンの坂の多い旧市街地を一巡します。夕方ホテルに戻ってからマドリッド行きの列車に乗るため、リスボンのもうひとつの駅のサンタアポローニア駅までタクシーです。この夜行列車は快適でした。起きたら朝食用のレストランワゴンもあります。（７月１７－１９日）

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