この前のオリンピックシドニー大会での話題のひとつに原住民アボリジニ出身のキャシー・フリーマンの活躍がありました。４００Ｍで優勝したときはテレビを見ていて感動しましたがそのこと以上に彼女が自分の名前を活用して”Ｉam　free”と自分のレエゾン・デエトルを発信しつづけていたことに感銘をうけました。
　日本の選手の活躍は喜ばしいことでありその「競技者」としての優秀であることは同国人として胸を張りたいところです。たったひとつ日本を含めた東アジアの選手と他の国の選手たちのちがいは（オリンピックなどスポーツの世界に限りませんが）「自己の存在理由」のありどが希薄であることです。自己の「テーゼ」を主張することが（とくに運動選手にあっては）あまりにも乏しい。はたして運動以外にこのひとは「人間」として存在認識（成人ならば当然意識してしかるべき）をもっているのかと疑いたくなるほどに、です。その道の達人（１０代のうちならいざ知らず）＝メダルをとるぐらいであれば十分達人の域ではないでしょうか＝であればそれなりにひとをうなずかせる一家言を吐いてみせてほしいな、と期待するのは欲張りでしょうか。その前にわたしたち自身がもっと自己アッピールにつとめなければいけないのでしょうが。はやいはなし、このＨＰを開設して以来投稿してくれることを期待し、また投稿に対し反応を期待しているのですがナシのつぶて、のれんにウデ押し、投稿してくるのは限られた一部のメンバーだけで、投稿への反応は乏しく読んでくれているのか、アクセスさえしてくれてないのか、同期生がメッセ-ジをおくりつづけているのになんの反応もないのはいったいどういうことなのでしょうか。わたしのメール友は病気にかかっているのかそれとも眠りつづけているのかどっちなんでしょう。生きているのならウンとかスンとかいってほしいものです。インターネットってそもそもが双方向コミュニケーションの濃密化・拡大を目指すものなのではありませんか。
　せっかく松永　清氏が汗をかいて立ち上げてくれたこの「おれたちのＨＰ」をみんなで盛り立てようではないか。今からでもよい、すぐにわたしのこの主張に批判なり意見なり送ってほしい。自分の脳みそで考えた「考え」をアッピールしてほしい。