次の朝はイェイェさんに予約して７時にきてもらった。ヤンゴンからバガン高原へのフライトは１０：４５分である。それまでに市内を廻れる。イェイェさんは手際よく案内してくれた。最初はホテルの窓に輝いていたシュエダゴンパゴダである。今日は土曜日。マレーシアはラマダン明けの休みであるがこちらは休みではないはず。しかし大勢の人がお参りにきている。全く金ぴかに光る多数の仏像に向かって幾度も幾度も拝んでいる。人々は自分の生まれた曜日によって信仰する仏を選んでいるそうである。実際は水曜日が午前と午後にわかれており合計八種の守り本尊がある由。パゴダを一周すると自分の守り本尊に水をかけている風景がみれる。外国人は拝観料が５米ドル。
次はヤンゴン駅を越えて市街にあるスーレーパゴダ。街中にあり道路が集まってきて、ここが大きなロータリーとなっている。パゴダを吹き替えている最中とかで全体がシュロかなにかで覆われている。ここも参拝の煙がうずまいている。
ヤンゴンは川沿いの街である。ボウタタンパゴダは下町の雰囲気がある。大理石と硝子の柱に煌く中にはかって寄進された鍍金仏や様々な仏像が展示されてある。いずれも、ミャンマーの隣がが印度であるだけに、ブッダの遺品を持ち帰ってそこにパゴダを作ったという話の真実味が感じられる。
空港はヤンゴン市の北の方向にある。ここから車を返してガンドージ湖に写ったシュエダゴオンパゴダを見、まだ新しいがミャンマー最大と言われる寝釈迦仏のあるチャウッタッジーパゴダを見て空港にむかう。飛行機の飛び立つ１０時２５分にはまだ十分に余裕がある。イェイェさんには１２米ドルはらう。続き